「ま、いっか」を大切にする
自分で自分を苦しめてしまう人の特徴には、
「〜しなければならない。」「〜すべき」
という縛り思考の方が多いです。
ビジネスをやっていたら、
「自分は社長として常に凄い人でなければならない。」とか、
恋愛でいえば、
「もし〜したら、絶対別れてやる!」
とかの思考ですね。
こういう思考を持つと、常に自分と相手に対して条件付きの付き合いになってしまい、とても窮屈になりがちです。
そんな時に大事なことが、「ま、いっか。」という思考です。
例えば、自分が仮に優秀な社長だったとしても、
「人間ミスる時はあるよね、仕方ない。」とか、
恋愛でも、
「人間だから誤ちを犯すこともあるよね、それでもずっと一緒に居るよ。」
みたいな感じです。
「ま、いっか。」という思考、一見すると雑な考え方に見えますが、
実は自分を縛りから解放して、むしろ内面的なパワーを生み出す考え方です。
思考で行動は決まりますよね。
ただし、1つ気を付けなければいけないのは、価値創造です。
「ま、いっか。」の思考はあくまで取り組みレベルの話であって、
接する人間に対する価値は作る必要があります。
例えば、ビジネスの場合なら、
多少の試行錯誤はあれど、クライアントからいただいた金銭を上回る価値を提供する義務があります。
恋愛においても、何でもかんでも自分に甘くなってしまっては、
内面的にも外見的にも魅力が落ちてしまいます。
なので、「ま、いっか。」という思考をするのは、
あくまで自分を縛ってしんどくならないためであって、
価値に対しては実直に向き合うのが良いのかなと思います。