『ドトールコーヒー「勝つか死ぬか」の創業期(鳥羽博道著書/日経ビジネス文庫)』読了。

『ドトールコーヒー「勝つか死ぬか」の創業期』読みました。

ドトールコーヒーって日本人が作ったブランドなんですね。

恥ずかしながら初めて知りました。

本書を読んで、ドトールコーヒー創業者の鳥羽さんは常に他人や社会、日本全体など高い視点で物事を考える素敵な方だなと感じました。

特に印象に残った箇所をいくつか抜粋します。

「チャンスは自分から積極的に仕掛けなければならない。さもなければ、目の前を通過する商機をみすみす見逃してしまうことになる。ただし、商機というものは「時」、すなわち時代の大きな流れと、「機」、すなわちそのことを起こそうとする機会が合致して初めて、味方になってくれるものだ。」

まさにそうだなと感じます。

どんなに良い商品、サービスだとしても、それを求めている人がいなければ商売にはなりません。

時代の流れ、需要を読み取りつつ仕掛けていくべきですね。

「ただ単に形式だけを真似てやったものは感動、共感、共鳴を呼び起こすことなどできない。そこに魂が入っているのかどうか。経営理念があるのかどうか。さらには、店舗、商品など、お客様に提供するすべてのものがそうした企業理念に裏打ちされたものであるのかどうかということだと思う。」

1人でビジネスする場合、自分の考えや目標によって自由に活動できるので、企業理念が重要視されることはそれほど多くありません。

でも、ひとたび人を雇って組織でビジネスしようとする場合、そこには共通認識、目指す方向性が必要になります。

それが企業理念であり、戦略であり、チームの結束力や戦闘力を高めるために必要なものです。

「規制緩和をはじめ経営環境の変化によって、各企業とも激しい競争にさらされることになる。だが、ビジネスチャンスというのは変化の激しいときにこそ生まれる。」

私の好きな名言に、人の行く裏に道あり花の山、という言葉があるのですが、皆と同じことばかりしていては同じ結果しか得られないですよね。

例えば、世の中が不況になって企業が支出を抑えている時期を狙って事務所を構えたり、店舗をオープンしてみる、など。

世の中が不況になって支出に敏感になると、テナントが余って家賃交渉しやすくなったり、初期費用を抑えやすくなります。

こういった発想も、他の人と同じことをしないという逆張り思考だからこそ生まれるものです。

以上、思ったより長くなってしまいましたが、本書の感想です。

飲食店を経営されたい方や、既に経営されている方に特にお勧めです。

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